大変な災害が発生しました。大地震、大津波、それに「原発事故」。
この未曾有の大災害を前に私には言葉が見つかりません。犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます。
しかし、この国難とも言うべき大災害に、私たち、全ての国民がその力と知恵を出し合い、信じ合い助け合って立ち向かって行かねばならないのです。
そこには、「選択」はないのです。
しかし、私たちがしっかり立ち上がることで必ず「復興」することが出来ます。
この災害を乗り越え「再生日本」を創って行きましょう。それが今私たちにか課せられている最も大切な任務です。
私たち一人一人が手をつなぎ、「お互いを信じ合い」街や地域から「再生日本」を創って行きましょう。
共に一人一人で出来ることから始めましょう。
私も微力ながら皆様と共にこの大災害を克服し、今日より明日、明日より明後日と、希望のある日本を創ってまいりたく思います。
さて、私はこの街に引っ越してきてもう33年になります。
私はこの街が大好きです。
この街に引っ越してきたのは、事前に下見をしに来た際に感じたのですが、「静かな環境、豊かな自然、きちんと整った道路や学校など」、が子育ての環境としての大きな魅力があったからでした。
その気持ちは今でも変わりません。これからもますます「住みやすい、住んでよかった街」としてこの街を「発展させていく」決意です。
さて、私が、市政に関心を持つようになったきっかけは、ちょうど4年前、新聞の報道で、春日井市が、「勝川の駅前のホテルに、何と24億2千万円もの税金を投入した」ということを知ったことからでした。
何故こんな多くのを税金を「ホテル」などに注ぎ込むの?
これが素朴な疑問でした。
そこから、市民の仲間と、「市政を見ていこう」ということになり、「春日井市政ウォツチング」を立ち上げ、「議会」と「行政の各種審議会や検討会など」の「傍聴・ウォツチ」をスタートさせました。
それから足かけ4年、議会は200回以上、行政も100回以上ウォツチしてきています。
その中で、だんだん市政の中身が見えてきました。
豊かで、何の問題もない「春日井市」と思っていたのですか、内情は「大変な借金」が積み上がっていることが判明しました。
平成21年度決算では、何と、一般会計などで1632億円、それに、土地開発公社の221億円を併せると1853億円もの膨大な借金を抱えているという現実です。
これは、市民(30万7000人)で割ると一人当たり60万円、一世帯(124000世帯)当たりでは149万円もの借金を抱えているのです。
さすがの春日井市も、これではいけないとして、平成20年度から、「借金の削減計画」を作って進めていますが、この計画では5年間で、僅か129億円しか減らず、年間予算の約2倍もの借金はそのまま残り、子や孫へ「ツケを回す」という、財政がつづいているのです。
日本は、平成の不況がいまだに続き、私たちの周りや暮らしにはなかなか明るい話題がありません。高度成長の時代から、住宅都市として発展してきて、財政も豊かであると言われてきた春日井市ですが、内実はこのようなひどい借金漬けの状態なのです。
それにもかかわらず、平成23年度の予算を見て改めて、ショツクを受けています。
この景気の悪い中で、過去最大の予算を組んでいるのです。総額約1725億円もの膨大なもので、その内の「一般会計予算」でも、878億円と過去最多のものになっています。
しかし、内情は「火の車」で、市の貯金に当たる「財政調整金」を13億円もとりくずした上で、借金を前年度に比べ13.1%増の86億円もしなければならず、一方で、借金の返済に95.9億円をも計上せざるを得ないという、まさに「自転車操業」の状態となっているのです。
しかも、このように借金を増やしてきた原因や理由は、市民に明らかにされる事なく、しかも、このことについて「誰も責任をとらないのです」。
一体、この膨大な借金は、どのような形で、誰が責任をもって「返済」していくのでしょうか?
行政でしょうか ? これらの予算を認めた議会でしょうか ?
とんでもない、結局、「市民自身が返済」をしていかねばならないのです。
どうやって ?
税金の引き上げ、公共料金(水道、国保、給食、下水道等々)の値上げ、市民サ-ビスの低下や廃止等々で行われるのです。
しかも、到底、現在の世代では支払いきれないため、子や孫へ「ツケを回す」ことになります。
子や孫には責任がないのに「ツケ」だけが残っていくのです。
こんな市政が続いていては、市民はたまりません。
もう、市民自身が立ち上がり、行政や議会を変えていくしかないのです。
田代まさひろは、そのために先頭に立ち、皆様と共に「行政改革、議会改革」に挑戦してまいります。
市民の皆様、ご一緒に立ち上がりましょう !!
田代 まさひろ